
金属処理技術、「亜鉛クロメート処理」をめぐる環境問題「クロムフリー」が新たな焦点となっています。耐食性に優れ、コストが安価なため最も多用されている処理法ですが、クロメート中の有害物質、6価クロムによる環境汚染が指摘され対策が求められています。
スウェーデンの自動車メーカー・ボルボ(Volvo)社は、1991年にクロメート処理品の取り扱い及び組立ての際に健康に及ぼす危険性を排除するために、クロメート被膜中の遊離6価クロム含有量に関してより厳しい規制を制定しました。このヨーロッパにおける動きは、日本へも波及しています。
他に、環境という点で言えばオゾン破壊の原因とされている「フッ素化溶剤と塩素化溶剤」の使用禁止、酸性雨により廃棄された電子部品のはんだメッキが溶解して土壌汚染の原因となるといわれている「はんだ中の錫」の排除問題と枚挙にいとまがありません。求められるのは、これらの条件を確実にクリアし、コストを抑えて実現することです。
エマナック・グループは、「環境」という高度なニーズに対応します。真空炉を使用しての作業環境の向上、ノンクロム型の新しいダクロ処理、溶剤を使用しない緩み止めなど時代に即した技術でニーズに応えます。