真空熱処理(ステンレス)|金属熱処理

ねじ以外にも小型量産品、精密部品に適した各種真空熱処理が可能

SUS410製タッピンねじ、ドリルねじの真空窒化処理

真空窒化処理品の例

タッピンねじ、ドリルねじに、鋼製と同等のねじ込み性能を付加します

真空窒化処理(光輝焼入れ)は特殊な雰囲気中で焼入れを行い、ねじの表面の光輝性を維持したまま窒素を拡散させ、硬化させることが特徴です。真空窒化処理を行う事により、表面硬さはHv600前後、窒化深さは200ミクロンを実現します。

業界で最初に真空窒化処理を実用化し、現在も高い評価を得ています

現在、真空窒化処理を行っている同業他社は多数ありますが、当社は30年以上前に真空炉メーカーと共同開発した特許(当時)技術により、業界で最も早く真空窒化処理を開発・実用化しました。当時のノウハウを更に高度なものへと進化させ、お客様のニーズを実現し続けることで現在も高い評価を頂いています。

[適している主な鋼材]
マルテンサイト系ステンレス(例:SUS410、SUS403、SUS420J2など)

※記載の無い鋼種につきましても、お気軽にご相談下さい。

小型量産品、精密部品の真空焼入れ

弱電向けマイクロねじのイメージ

例えば、弱電向けのマイクロねじも熱処理可能です

真空焼入れ(光輝焼入れ)は、マルテンサイト系ステンレスに適した熱処理です。当社の設備では大量の小型量産品、精密部品でも受け入れ体制を整えておりますので、お気軽にご相談下さい。

[適している主な鋼材]
マルテンサイト系ステンレス(例:SUS410、SUS403、SUS420J2など)

※記載の無い鋼種につきましても、お気軽にご相談下さい。

固溶化熱処理

析出物の発生を防ぐ、割れを防ぐなどの効果があります

固溶化熱処理は、オーステナイト系ステンレスに適した熱処理です。析出物による耐食性低下を防ぐほか、リベットのかしめ後に発生する割れを防ぐなどの効果があります。

[適している主な鋼材]
オーステナイト系ステンレス(例:SUS303、SUS304、XM7など)

※記載の無い鋼種につきましても、お気軽にご相談下さい。

その他にも以下の熱処理が可能です

焼戻しを適切に行っていない真空熱処理品は、靭性に乏しい可能性があります

真空熱処理工程の簡単な流れ

一貫処理により、焼戻しまで適切に処理しています

ステンレスは、焼入れを行うことで表面が硬くなるのは当然の事ながら、焼戻し後に表面硬さを測定するだけでは焼戻しが適切に行われているかどうかが分かり難いという特性があります。
焼戻しが適切に行われていない場合、靭性に乏しくなってしまい、使用時に折れたり頭飛びを起こすリスクが高まります。

当社の真空熱処理設備は、焼入れ後の焼戻しまでを一貫処理しております。品質面においても安定・安心のサービスをご提供致します。

処理設備について

最新鋭の三室型真空炉を4基設置し、技術力と生産能力の両立を実現しています

最新鋭の三室型真空炉を4基設置し、技術力と生産能力の両立を実現しています

ステンレスの真空熱処理は、被処理品の皮膜劣化や脱炭を抑えると同時に硬さをコントロールするだけでなく、光輝性に優れており美しい仕上がりが特徴です。当社の装置は、石川島播磨重工業(lHl)がライセンス生産している、世界でも最も信頼性の高い真空炉です。

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