無酸化焼入焼戻し(調質)|金属熱処理

車両関係や建築部材向けボルトを中心とした調質が可能

車両関係や建築部材などで多く使用されているボルトを主体に、無酸化焼入焼戻し(調質)加工を行います。

鋼製ボルトの調質

無酸化焼入焼戻し(調質)品の例

機械的性質の向上を目的とした、硬さや靭性を調整する処理です

無酸化焼入焼戻しは「調質」とも呼ばれ、焼入れを行った後に比較的高い温度で焼戻しを行うことで所定の強度を得られるとともに、「硬さ」と「靭性」を調整する熱処理です。

浸炭がタッピンねじやドリルねじに適した熱処理であるのに対し、調質は主に自動車向け、建築向けボルトに適した熱処理です。

  • 主に自動車向け、建築向けボルトや部品に適している
  • 所定の強度を得られるとともに、硬さと靭性を得られる
  • 高精度にコントロールされた雰囲気ガスにより、表面酸化や著しい脱炭の心配が無い

ボルトの金属組織

ねじ山断面組織(SWCH38A、×100)

ねじ山断面組織(SWCH38A、×100)

心部断面組織(SWCH38A、×400)

心部断面組織(SWCH38A、×400)

焼戻しによる金属組織の変化

焼戻し(250℃) マルテンサイト組織

焼戻し(250℃) マルテンサイト組織

焼戻し(350℃) トルースタイト組織

焼戻し(350℃) トルースタイト組織

焼戻し(550℃) ソルバイト組織

焼戻し(550℃) ソルバイト組織

処理設備について

当社の連続炉は、自動車向け高強度ボルトの調質が可能です

当社の連続炉は、自動車向け高強度ボルトの調質が可能です

調質に使用する連続式ガス焼入焼戻炉は、東洋炉工業(株)製を導入しています。

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